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「もみじまんじゅうの昔と今」 スクープを放つ! vol.5 れあきしチーム記事

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  • 1月8日
  • 読了時間: 4分



「もみじまんじゅうの昔と今」  れあきしチーム



はじめに、リーダーより


 今回は宮島をメインとした記事のテーマを考え、それからインタビューや以前の現地での情報収集、記事の構造と言った流れでこういった記事を作成しました。前までの記事とは違い、今回はフリースクールに通う子ども達も巻き込んで、一緒にTansaをしようとのこともあり、私の意見を中心軸に記事を作成するのではなく、あくまで子どもを中心に、その上で後方支援、又はサポートという形を私、横山怜勇が取らせて頂きました。




・もみじまんじゅうの始まり


 宮島には紅葉谷公園があり、明治時代にこの公園内の「岩惣」という旅館に伊藤博文がたびたび泊まって居ました。紅葉谷の入口にあるお茶屋さんに立ち寄り、お茶を差し出した可愛い娘の手を見て、「この紅葉のようなかわいい手を食べてしまいたい」と冗談を言ったそうです。岩惣に和菓子の納品をしていた和菓子職人の高津常助は、伊博文の冗談話を耳にしていた者 惣の仲居からのアドバイスもあり、紅葉の葉を真似したまんじゅうの製造に取り掛かりました。試行錯誤の末、現在のもみじまんじゅうの原型となる「もみじ形焼きまんじゅう」が明治39年(1906年)に完成し、販売開始されました。これが広島銘菓「もみじまんじゅう」の誕生です。



・もみじまんじゅうの製造

 

  昔はもみじまんじゅうを作る時、鋳型を使い手焼きで焼いてましたが、今はそれを自動で焼く機械が使われています。手焼きの場合は1個焼くのに3~5分ですが、もみじまんじゅうの機械は1周3~4分で約20~40個焼けます。材料は今と変わらず小麦粉、卵、砂糖、水飴、あんこ(小豆)です。今は甘さ控えめを好む人が多いので、昔よりも甘くないそうです。包装をする時、カビ防止の為に酸素を抜き、窒素を入れているお店もありました。 



・もみじまんじゅうのアレンジ


  もみじまんじゅうはつぶあんやこしあんが定番ですが、近年では様々な種類の味も登場しており、定番のあんこ系、季節限定に分類出来ます。その中でもよく見かけるのはクリーム、チョコレート、抹茶、チーズなどがあります。身近な人に好きな味のアンケートをとった結果のトップ3は、1位:クリーム2位:チョコレート3位:抹茶でした。トップ3に昔ながらのつぶあんやこしあんがなかったのは、驚きました。さらに最近では、揚げもみじや生もみじが人気です。揚げもみじはもみじまんじゅうを天ぷらの様に衣をつけて揚げたサクサク、ふわふわとした食感の食べ物です。生もみじは生菓子風の柔らかくもちもちした食感で、従来のもみじまんじゅうとは異なり材料に米粉や餅粉を使っています。



・もみじまんじゅうが広まったきっかけ


 実際、もみじまんじゅうはテレビやメディアがきっかけとなり広まったそうです。この情報を目にして、私達は広島に旅行や観光を目的として来た方々へ色々な人がもみじまんじゅうを勧めていたのがきっかけだと思っていたので驚きました。



・もみじまんじゅうへの考え


  ビーガンの人や無添加のものを選んでいる人は、もみじまんじゅうを購入できないこともあるようです。そこであるお店では、動物性の油ではなく、ヤシの油を使っていました。私のまわりでは人工甘味料や保存料、外国輸入小麦を使用しないもみじまんじゅうもあればいいなと言う意見が多数ありました。またある人にインタビューしたところ、「私は普段甘いものをあまり食べないので、私の好きなこしあんの砂糖の量を半分にするとか、ブドウ糖果糖液糖や人工甘味料を使わない甘いお菓子があれば、私はそれをかいます。フードロスの問題も気になるし、世界の観光地の流れもビーガンの人に対応するようになっているので、色んな人にも食べられるもみじまんじゅうがあれば、とても良いと思います。」という意見でした。*私もビーガンの人や添加物が気になる人も、色んな人が食べられるもみじまんじゅうが実現するといいなと思います。 *私=メイン記者ちあき



最後に


 色んな人にもみじまんじゅうのことを知ってもらい、喜んで食べてもらえるもみじまんじゅうがもっと増えて欲しいです。この記事を作成するにあたって難しかったことは、インタビューをすることでした。話そうと思えば頭の中が真っ白になるので、インタビュー前に聞きたいことをメモしていました。もみじまんじゅうを売っているお店の人に詳しいお話を分かりやす <教えて貰ってとても嬉しかったです。

 ありがとうございました。

  

メイン記者ちあき 





 
 
 

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