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「マジックの素晴らしさ」 スクープを放つ!vol.1 Leo記事

  • info226411
  • 1月4日
  • 読了時間: 3分

マジックの素晴らしさ



マジックで勇気と希望を与えるためには?


 紀元前24世紀頃のエジプトの絵画に、玉とコップをしてい る様子があり、これがマジックの歴史の始まりだと言われています。

 しかし、僕はそう思いません。僕が知り合いのマジシャンに聞いたところ、マジックとは人に勇気と希望を与えるも のです。エジプトの絵画に描かれている玉とコップに、人に有機や希望を与える要素はありません。

 一方日本では、娯楽としてお椀と玉を楽しんでいたので、前向 きになれる力はあったようです。マジックが勇気や希望を与 えることができたと思います。

 マジックで勇気や希望を与えるために二つ、大切なことがあ ります。

 まずは言葉です。マジックで言葉を駆使するには、相手の気 持ちになって考える必要があります。まずは相手が悩んでるこ とを聞いたら良いと思います。

 次にテクニックです。その重要さは「マジック」と「手品」それぞれの言葉の由来が示し ています。手品とマジックは同じとされていますが、厳密には「マジック」は英語で魔法 と言う意味があり、「手品」は奇術やトリック、仕掛けと言う意味があるそうです。 また、「手品」と言う名前の由来は、奇術が「手妻」「品玉」と呼ばれていて、そのふた つが合わさって手品になったそうです。



「悪魔の手先」にされたマジシャン


 マジシャンにとって苦難の歴史もありました。

 中世になるとエジプトのマジシャンはかなり影響力があった らしく、政府や教会はその影響力を恐れました。マジシャンは魔法使い=悪魔の手先として裁判にかけられてしまいまし た。不都合な人間を魔女と決めつけて排除していたらしいです。

 それから時がたって584年に、イギリスのレジナルド・スコットという人が、 マジシャンの誤解を解くために”妖術の開示”という本を出版しました。この本のおかげでマジシャンへの迫害はなくなったようです。ちなみにこの本は、当時の偉い人の怒りを買いすべて焼却されたとも言われています。



正装にシルクハットでマジックがエンターテインメントに


  19世紀のフランス・パリで、マジックはエンターテイメントとして認知されるようになります。時計職人だったロベール・ウーダンという人が40歳でマジシャンに転身し大きくマジシャン業界が変化します。 それまでの、マジックの怪しげなイメージを払拭するために、正装を 着用しシルクハットをかぶり、マジックのエンターテインメント化に成功したらしいです 。

 超能力者と言えばアニメの世界にだけいる人だと思いますが、70年代から80年代にユ リ・ゲラーという人が超能力者として人気を集めていました。彼は元々はイスラエルの負 傷退役した軍人でその後にマジシャンに転身した人です。後にアメリカのスーパーナチュ ラル(超常現象)を調べる団体に誘われ、彼らにマジックを見せ ました。その後にアメリカでユリ・ゲラーの大ブームが起こりました。ブームは日本にも響き、テレビ出演も多数していました。当時画期的だったのは、それまでのマジシャンは「結果は見てのお楽しみ」のようなスタンスで誰にも結果を言わないでショーをしていたそうです。ユリ・ゲラーの場合、「壊れた時計が動きます」 「スプーンが曲がります」と結果を先に言いました。当時は珍しかったそうです。

 
 
 

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